【冷凍保存】節約以外のメリットたくさん!

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はじめに

まとめ買いしたものや日持ちしないものを冷凍保存することは、節約になるのはもちろん、たくさんのメリットがあります。

使いこなせば調理時間の短縮や、食品ロスの削減につながります。

でも、食材によってはどう保存したらいいのかわからない…ということもありますよね。

ここでは、食材別に冷凍方法・解凍方法・調理のポイントを確認していきましょう。

冷凍保存のメリット

長期保存できる

冷凍すると、鮮度や栄養を比較的保ちながら長期間保存できるようになります。

正しく冷凍すれば、おいしさもキープできますし、栄養価の低下もわずかだとされています

食品ロスの削減

旬のおいしい時季にまとめ買いしたときなど、すぐに使いきれない量がある場合も無理なく使いきれ、食品ロスを減らしやすいのもメリットです。

調理時間が短縮できる

野菜を冷凍すると細胞内の組織が壊れるため、味がしみ込みやすく、火が通りやすくなります

冷凍する際に下茹でしたり、カットしたり、お肉や魚に下味をつけたりすればさらに時短になります。

節約になる

食材が安い時にまとめ買いしても使い切れなければ無駄になってしまいます。

冷凍しておき計画的に食材を使うことで、家計の助けになります

冷凍保存のコツ

新鮮なうちに冷凍する

購入後はできるだけすぐに冷凍するようにしましょう。

美味しく冷凍保存するには食品の鮮度が重要です。

水気をしっかり拭き取る

野菜を洗ったときや切ったときの水分をそのままにしておくと、凍るまでに時間がかかったり、霜がついたりします。

これは味や食感が落ちる原因になったり、肉や魚は臭みの原因になります。

冷凍する前に水分は十分に拭き取っておきましょう。

冷凍する際は薄く広げて

おいしく冷凍するためには冷凍までの時間を短くすることが重要

そのため、冷凍するときは薄く均等に広げておきましょう。

冷凍ムラも防ぐことができます。

冷凍する前に粗熱をとる

加熱した食材を冷凍する場合は、必ず粗熱を取りましょう。

冷ましてから入れることで、冷凍庫内の温度上昇や、他の食品の劣化を防げます。

袋の空気はしっかり抜く

食材が劣化する要因のひとつに酸化があります。

なるべく食材が空気に触れないようにすることで、酸化による劣化を防ぎいで品質を保ちやすくなります。

【食材別】冷凍方法・解凍方法・調理例

お肉

保存期間:約2週間~1か月

長く冷凍すると肉の酸化や乾燥の原因にもなるため、なるべく早く使い切るのが大切。

空気に触れる面積が広いほど酸化しやすくなります。

  • 牛肉 約3,4週間
  • 豚肉・鶏肉 約2,3週間
  • ひき肉 約1,2週間

冷凍方法

よく使う量ずつ小分けしてラップでしっかり包みます。

さらに保存袋に入れれば密閉度が増してより良いです。

パックのまま冷凍はNG!

パックに入っているものは出して冷凍しましょう。

パックは温度が伝わりにくくなっているため、冷凍に時間がかかる原因になります。

また、ドリップが出ていると臭みや傷みの原因になるので、しっかり拭き取ります。

下味冷凍する       

下味をつけることで、柔らかくなる・臭みがとれる・酸化を防ぐ・調理が楽になるといったメリットがあります。

パサつきがちな鶏むね肉は、塩・砂糖・水・サラダ油を〈1:1:3:1〉で揉みこんでから冷凍しておくとしっとり仕上がるのでおすすめです。塩こうじも◎

解凍方法

冷蔵庫で解凍

冷凍したお肉を冷蔵庫内に移しておけば、6時間~半日程度で解凍できます。

時間はかかるものの品質を保ちやすいので、使う前日の夜に冷蔵庫に移しておきましょう。

解凍の際は内部が少し凍っているくらいの状態にすると、肉汁が流れ出ずにお肉の旨味を残すことができます。

流水で解凍

お肉をビニール袋などに入れて、流水に当てて解凍することもできます。

すぐにはできませんが、冷蔵庫で解凍させるよりも短時間で済みます。

電子レンジで解凍

すぐに冷凍したお肉を使用したい場合は、電子レンジを使って解凍するのも良いです。

お肉のラップを取ったら、耐熱容器にのせて電子レンジで加熱を行います。

解凍ムラを防ぐため、低めのワット数や電子レンジの解凍モードを活用し、様子を見ながら加熱を行うようにしましょう。

野菜

冷凍に向いている野菜

葉物野菜、ブロッコリー、きのこなどは冷凍しても食感があまり変わらないため、冷凍に向いています。

冷凍に不向きな野菜

レタスやトマトのどの水分や繊維の多い野菜、人参・ゴボウ・大根などの根菜類。

ただし、冷凍に向いていないということは「冷凍したら食べられなくなる」というわけではありません。

冷凍保存するよりも常温で保存した方が美味しく食べられるという意味です。

ひと工夫加えることで冷凍に向いていない野菜といわれるものも、美味しいまま保存することができます。

トマト

保存期間:2週間程度

冷凍方法

丸ごと冷凍する場合

①ヘタを取る

※ヘタの部分は雑菌が繁殖しやすいため、必ず取り除く。

②ラップや保存袋に重ならないように空気を抜いて入れる。

③冷凍庫で保存。

ざく切り

①ヘタを取る

②ざく切りにする(湯むきしてからでも◎)

③ラップや保存袋に薄く平らになるように空気を抜いて保存袋に入れる。

④冷凍庫で保存。

解凍方法/調理例

自然、流水解凍などが向いています。

凍ったまま水にあてると簡単に皮がむけるので、皮が不要な時はこの方法が便利です

冷凍したトマトは解凍しても生のときのような食感には戻りません。

煮崩れしやすいので加熱調理がおすすめです

凍ったままカレーに入れて煮込むと旨みが増しますし、ざく切りにして冷凍したトマトを軽く煮込むだけでなめらかなトマトソースに。

ピーマン・パプリカ

保存期間:1か月程度

冷凍方法

①ヘタと種を取り除いてお好みの大きさに切る。

(繊維に沿って縦切りにすると苦味を抑えられる)

②水気をしっかり切って平らにし、空気を抜いて保存袋に入れる。

③冷凍庫で保存。

解凍方法/調理例

凍ったまま調理、または流水・常温解凍も可能です。

炒めもの、スープ、煮びたし、ピザのトッピングなど、多彩に活用できます。

流水・常温解凍したものはやわらかくなっているため、和えものやマリネなどに向いています。

かぼちゃ

保存期間:約2週間

冷凍方法(生のまま)

①種とわたを取り除き、3cm角や薄切りなど調理を想定した大きさに切る。

②薄く平らになるよう保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍する。

解凍方法/調理例

生のまま冷凍したかぼちゃは、冷凍前と同じように調理できます。

凍ったまま煮物・天ぷら・グラタン・味噌汁など加熱解凍します。

冷凍方法(マッシュ)

①角切りにして薄く皮をむく。

②さらに小さく切って耐熱皿に並べ、ラップをして柔らかくなるまで加熱。

③熱いうちにフォークなどで潰す。

④粗熱がとれたら平らになるよう保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍。

解凍方法/調理例

加熱後に冷凍した場合、自然・常温解凍できます。

加熱後にマッシュしたかぼちゃはサラダにぴったりです。

ホットケーキミックスに混ぜたら、子供の好きなパンケーキに!

ほうれん草・小松菜

保存期間:約1か月

手軽さを重視するなら「生冷凍」、すぐに調理したい場合は「茹で冷凍」がおすすめ。

用途に合わせて使い分けることで、より便利に活用できます。

冷凍方法(生のまま)

①洗ってからざく切りにする。

②水気をしっかり拭き取り、平らにして保存袋に入れて冷凍。

茹でるよりも風味や栄養を残しやすい一方、えぐみを感じたり食感が少し柔らかくなります

炒め物や汁物など加熱調理に使う場合や手軽に冷凍したいときに便利です。

解凍方法/調理例

凍ったまま調理できます。

お湯をかけたり、電子レンジで加熱することでも解凍可能です。

そのままスープに入れたり、炒め物に使えます。

冷凍方法(茹でてから)

①固めに茹で、冷水にさらす。

②水気をしっかり取り、ざく切りにする。

③使う分量ごとに小分けにしてラップに包む。

④保存袋に入れて冷凍。

茹でることであく抜きになりますし、色や食感が保たれやすくなります。

解凍方法/調理例

凍ったままか、自然解凍してから調理します。

茹でてから冷凍したものは、和え物やおひたしなど食感を大事にしたい料理に向いています。

玉ねぎ

保存期間:約1か月

冷凍した玉ねぎは細胞が壊れ、すぐに火が通りやすくなります。

そのため、調理時間の短縮が可能になります。

一方で、生のようなシャキシャキした食感はなくなってしまうので生食には向きません。

冷凍方法(切ったもの)

①皮をむいて、くし切りやみじん切りなど使いやすい大きさにカット。

②保存袋に平らに入れ、空気を抜いて冷凍庫へ。

解凍方法/調理例

凍ったまま調理します。

解凍してから使いたい場合は、冷蔵庫で自然解凍。

急いでいるときは電子レンジを使っても◎

冷凍することで甘みが凝縮されるため、玉ねぎそのものの甘みを生かせる料理に使うのがおすすめ。

くし切りにしたものは、煮物や炒め物に。

みじん切りにしたものは、ハンバーグやミートソースなどに使えます。

通常時間のかかる飴色玉ねぎも、冷凍した玉ねぎを使えばぐんと時短になります!

冷凍方法(丸ごと)

①皮をむいて、上下を切り落とす。

②玉ねぎの上下に1㎝程度十字の切り込みを入れる。

(調理の際に味がしみこみやすくなる。)

③1つずつラップで包んで保存袋にいれ、冷凍庫へ。

解凍方法/調理例

凍ったまま煮ると、丸ごと玉ねぎのスープができます。

カットして使いたい場合は、冷蔵庫で3時間ほど自然解凍すれば切れるようになります。

ねぎ

保存期間:約1か月

冷凍方法(長さを残して切った場合)

長ねぎの香り成分であるアリシンには殺菌・抗菌作用や血流改善効果などがありますが、切り口から空気に触れると成分が飛んでしまいます。

栄養価を落としたくない場合はできるだけ長いまま空気を抜いて保存しましょう。

①洗った長ねぎは根元を切り落として水分をしっかりふき取る。

②青い部分と白い部分に分け、2〜3等分の長さに切る。

③ラップでくるんだねぎを保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いて冷凍する。

解凍方法/調理例

凍ったまま調理可能。

焼くだけでも美味しいですが、煮物や汁物に使ったり、青い部分は臭みをとるのに便利です。

冷凍方法(刻んだ場合)

栄養価は下がりますが、切ってから冷凍保存をすると料理の時短が可能です。

ねぎの切り口から出た水分が凍ると塊になってしまい使いにくくなります。

切り口の水分が凍らないように、出た水分をふき取り、使う分だけラップに包んでおくと料理がスムーズになります。

①ねぎを洗い小口切りやみじん切りにする。

②水分をしっかり取って、キッチンペーパーを入れた保存容器や保存袋に入れて冷凍庫へ。

③ねぎ同士のくっつきを防ぐため、1時間ほどで容器や袋を振る。

④完全に凍ったら空気を抜いて冷凍庫で保存する。

解凍方法/調理例

凍ったままチャーハンなどの炒め物や汁物に使えます。

きのこ

保存期間:約1か月

洗わず冷凍

風味を生かすため、基本的に洗わずに保存します。

汚れが気になる場合は、軽く湿らせたキッチンペーパーで拭き取ります。

水分は腐敗や匂いの原因にもなるのでしっかり拭き取りましょう。

冷凍でうまみアップ

冷凍すると長持ちするのはもちろん、栄養価やうまみが増すと言われています。

冷凍方法 種類別

しいたけ

石づきがあれば切り落として、軸とカサを切り分けて保存袋に入れ冷凍。

そのまま冷凍も可能。用途に合わせて切るようにしましょう。

しめじ

根元を切り落とし、使いやすい大きさの子房に分けて保存袋に入れて冷凍。

えのき

根元を切り落とし、使いやすいサイズに手でほぐして保存袋に入れて冷凍。

味噌汁に入れる場合など細かく切って使いたいときは、先に切ってから冷凍するのがおすすめです。

エリンギ

エリンギは半分の長さに切ってから縦に薄く切って保存袋に入れて冷凍。

まいたけ

まいたけは使いやすいサイズにカットしたり手でほぐした後、保存袋に入れて冷凍。

なめこ

パックで売られている場合はそのまま冷凍できます。

袋に折り目をつけて冷凍すると、調理のときに小分けにして使えるので便利。

株で売られている場合、石づきを切り落として1本ずつほぐした後、保存袋に入れて冷凍。

マッシュルーム

マッシュルームは軸がついたまま薄くスライスしたら、保存袋に入れて冷凍。

軸が変色している場合は切り落としましょう。

解凍方法/調理例

冷凍保存したきのこは、自然解凍すると水分と一緒にうまみが流出してしまうため、使う直前に冷凍庫から出して凍ったまま調理に使いましょう。

汁物や炒め物、炊き込みご飯やリゾットなど使い道はたくさん。

しめじやえのき、エリンギなどは冷凍すると食感が少し変化するため、気になる方は食感が気になりにくいメニューに使うと良いでしょう。

お好みのきのこを数種類まとめて冷凍する「ミックスきのこ」もおすすめ。

その際しいたけは風味が強いので、他のきのこの風味を損なわないよう入れすぎには注意しましょう。

パン

保存期間:約1か月

冷凍保存に適していないパン

生クリームやフルーツを使った洋生菓子は冷凍に向きません

生クリームを使用したパンを冷凍保存すると、冷凍時にバターなどの油脂と水分が分離してしまい、風味が落ちる懸念があります。

フルーツを使用したパンを冷凍保存すると、フルーツに含まれる水分が凍ることで体積が増え、組織細胞が壊れてしまいます。 自然な食感や風味を味わえなくなる懸念があるので、注意してください。

冷凍方法

小分けにする

パンを冷凍保存する際は、1つずつ小分けにしましょう。

大きいパンの場合は均一のサイズにカットしておきます。

均等に熱が入りやすく、解凍時間の短縮にもつながります。

イングリッシュマフィンは、そのまま冷凍すると食べるときに割れなくなってしまうので、冷凍前に割っておいてコーングリッツがついている面を背中合わせにしておくとくっつきにくくなります。

食パンは包む前にお好みの具材をのせてアレンジしておくと便利です。

ラップで包み保存袋に入れる

ラップだけでは密封できないので、さらに保存袋などに入れます。

このとき、なるべく空気が入らないように密封することが大切です。

また、ラップのほかにアルミホイルで包む冷凍保存方法もあります。

解凍時はアルミホイルに包んだままの状態でトーストできるので楽です。

解凍方法/調理例

冷凍のままトースターで焼くのがおすすめ。

自然解凍やレンジで加熱したものは、食感が悪くなってしまうことが多いです。

バゲットやベーグルなどは、軽く濡らしてから焼くと食感がよみがえります。

自然解凍したパンに水をさっとかけて、アルミホイルで包んでトースターで焼きます。

パン粉にする

パン粉が足りないときは冷凍パンが使えます。

凍ったままおろし器で削ると生パン粉になるので便利。

フレンチトースト

冷凍パンはふつうのパンより水分が少ないため、卵液を吸いやすいです。

半解凍したパンを使えば、短い時間でしっかり卵液がしみ込んだふわふわのフレンチトーストになります。

パングラタン

半解凍したパンをちぎってグラタン皿にいれ、ホワイトソース・お好みの具材・チーズをかけてオーブンで焼きます。半解凍したパンはソースがよく絡み、ボリュームのある1品になります。

ごはん

保存期間:約1か月

でんぷんが糊化(こか)した状態で水分をキープすることで、ごはんのおいしさを保つことができます。

ところが、でんぷんの水分はごはんが冷めると飛んでしまいます。(老化)

ごはんは一度老化してしまうと、炊きたての美味しさを取り戻すことができません。

そのため、ごはんを美味しく冷凍するには、ごはんが老化する前に凍らせ、ごはんに水分を残した状態をキープすることが大切

冷凍庫に急速冷凍機能がある場合は活用していきましょう。

冷凍方法

炊き立てを一食分ずつ包む

炊けたら早めにラップで包みます。

ごはんに含まれる水分は湯気となって蒸発してしまいます。

炊けてすぐに包めば、蒸発しようとした水分をラップの内に留めることができるので、解凍後のごはんがやわらかくなります。

ラップで包むときはお茶碗一杯分ずつに分けます。

均一に冷凍・解凍するため、均一に平たく包みましょう。

冷凍するときは粗熱を取ってから

熱いまま冷凍すると劣化が早まり、逆に完全に冷めると水分が抜けてしまいます。

そのため、ごはんを包んだら粗熱が取れるまで待ち、ある程度温かさが残っているタイミングで、冷凍庫へ入れるのがベストです。

解凍方法/調理例

解凍する直前に冷凍庫から取り出し、ラップのまま600wで約3分加熱します。

電子レンジによって仕上がりに差が生じるため、様子をみて加熱時間を加減してみてください。

冷凍ごはんは、ごはんを炊く時間がないときやサッと食べたいときに便利です。

お茶漬けや雑炊、スープごはんやチャーハンなどアレンジも様々です。

おにぎりにしておくと小腹が空いたときに便利です♪

まとめ

冷凍保存すると、食材を長持ちさせることができ、無駄にすることがなくなります。

食費の節約につながるほか、毎日の食事づくりも楽になり、メリットがたくさん。

ぜひ冷凍保存を活用してみてくださいね。

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